Webライティングのコツは?【親友にメシふるまうイメージが正解】



Webライティングの仕事とか、やってみようと思うんだけど。
実際どんなこと書けばいいんだろう?
どうなっていたら正解とかあるの?
いまいち、ライティングってモヤっとしててはっきりしない。
『Webライティングのコツ』とかあるなら、分かりやすく教えてくれないかな。
こんな疑問に答えます。
こんにちは、たくろーです。
普段から、色んな人と繋がってブログ書いてます。
パートナーさんとも数百件以上の記事書きをしてきました。
「ライティングのコツってあるの?」
「初心者の域を出られそうにありません。何か知っておくといいことありますか?」
時々こんな質問を受けるので、記事にまとめてみました。
こちらのマニュアルは、当サイト以外の「彼と彼女のロジック」という恋愛ブログでも使っております。(運営は同じです)
彼と彼女のロジック「https://kanologic.jp/」
Webライティングのコツって一言でいえば、
『親友を招待して、メシをふるまう流れ』で書いたらと大体間違いない
です。
「なに言ってるの?」って感じですね。
まずは、ざっくり図式を説明します。
親友を招待して、メシをふるまうことを想像しながら、以下を読んでみてください。
- ①親友を招待する☛ペルソナを設定
- ②料理を決める➙テーマを設定
- ③材料を選ぶ➙目次を充実
- ④レシピを選ぶ➙目次を整理
- ⑤調理する➙中身を順に書いていく
- ⑥試食する➙目の前にいると思って音読して修正
- ⑦プレゼントする➙提供する
親友は楽しそうに帰っていって、自分も満足な感じになっていればゴールです。
久々にあって、なんか価値観とかあわなくてイマイチな雰囲気で帰っていったら、失敗(ボツ)です。
ボツになっている記事を読んで感じることは、「親友にそれ言っちゃうの?」ってことを書いているのがほとんどです。
実際いないわけだから、しょうがないんだけど、真横にいて親友がその記事を読んでいる意識がないと良い記事にはならないな。と感じることが多いですね。
- Webライティングに興味があるけどイメージが掴めない人
- Webライティング初心者でイマイチ成長できる気がしない人
こんな方は
読むことで『ライティングのコツ(基本的な心)』が掴めると思います。
何事も、心技体が重要ですからね。
まずは、さっさと心を手に入れましょう。
一つずつ深堀して説明していきます。
親友にメシふるまうライティング術【例えて分かる】






①親友を招待する→ペルソナを設定






文章とかイマイチやる気でないんだけど、興味はあるよ。
コツとかあるなら教えてくれよ。








それと、親友じゃなくて、大切な人でもいいんだけど、実在する人物で空想するとイメージが沸きやすいよ。


相手がなに考えてそうだとか、今どんな顔してそうだなとか。想像しやすいもんな。大切な人とかだと、丁寧になるし。


ライティングのコツは一言でいえば、『真横にいるシミュレーション』です。(これまでの経験まとめ)
もし、ライティング初めていてイマイチ成長できる気がしない時は、やってみてください。
これまず、ペルソナ設定と書いてあっても、ピンと来ませんよね。
画面に、大切な友人というペルソナがいると思って書くと、自然な文章が出来上がります。
「なぜ、前じゃなくて真横なのか?」ってことなんですが、
目の前だと語り掛けちゃいますね。
「真横にいて書いてる記事を読んでる」それくらいが丁度良かったりします。
ライティングのスタートは、真横にいるシミュレーションの呼吸です。
この呼吸をまず常駐させましょう。
私自身「ペルソナ設定してもペルソナのこと考えてないな俺…」と気付かされることがありました。行き詰まったら、「相手はどんな事知りたいんだろう?伝わるかな?」と考えると次に進めることが多いです。
②料理を決める→テーマを設定
親友に見られてる状態になりましたね。
その状態で次にやることです。




初心者向きは自分の体験モノとか手始めにはオススメかな。自分のことだとやっぱり書きやすいと思うし。




「自分の働いた体験談」「あなたの恋愛の体験談」を記事にしてください。とかそういうのもあるし。まあ最初は安いけど。


そんなネタどうやって広げるんだよ?無理あるっしょ?


それと同じだよ。刺身食べたい人に、うどん出さないよね。
刺身食べたい人にマッチするお酒選んでみたり、テンションがあがりそうな前菜を考えたり。








初心者が自信がないのは当たり前なんだけど、自分の体験談には価値があるって理解すると、前に進みやすいよね。


確かに、「人によっては価値のある体験談」だな。


久々にあった親友に「お前なんてプログラム絶対無理だから、やめとけ」「どうせ失恋して苦しい思いするだけだから諦めろ」とか言わないよね。
あとは、上から目線で「これをすることが重要です!」とか友人に絶対否定・先輩目線とかで語り掛けないよね。全てはそこなんだよ。




もっちの話だと、「プログラマでも上司や後輩との関係構築が実は重要」「見た目が童顔だからモテないんじゃなくて、素直な付き合いができなからモテナイ」っていう深みのあるテーマに生まれ変わった訳だしね。じゃあ、次行ってみよう。
テーマを掘り下げるとは、記事のネタ(ここの例えでいくと体験談)に価値を植え付けるイメージです。
どうせなら、友達とうまいメシ食いたいですよね。
うまいメシになるように、掘り下げて考えて思考を掘り下げておくと、次のステップにいきやすくなります。
テーマって言ってるけど、タイトルと読んでもいいし、題材といってもOKです。
クラウドワークス等の案件だと、「コンビニ バイト」「両思い 別れた」で書いてください。等とキーワードのみが指定されたりすることもあります。体験済がベストですが、未体験でも記事書けたりします。ライティング案件だと、そんなの書けるか!?っての多いですからね。それは追々説明します。
③材料を選ぶ→目次を充実
ここまで来たら
『真横にいるシミュレーション x テーマを掘り下げたの状態』になってるはずです。




さっき、掘り下げて考えたときに、「こんなこと書こうかな。」って思いついた事あるよね?それをリストアップするんだ。


仕事の記事のケース
①プログラマの先輩との関係構築のコツ
②後輩に指導するときの注意事項
③自分の仕事や職場の概要(書いてOKな範囲内)
恋愛の記事のケース
①中学生の時は、こんな見た目でモテなかった
②高校になって、相変わらずモテないけど女子との接し方にも違和感を感じ始めた
③大学生になって、素直に接してたら趣味があうとか、なんか自然に楽しく女子と接することができるようになった
④彼女もできた【見た目はそれほど関係ない・かっこつけない自分をだせるか】
こんな感じか?
なんでこんなことするの?


恋愛だと①とか③はさっきの話で出てたね。②とか④は話が深くなっていい感じだね。でも、それで相手は共感してくれるかな?


③だけだと、ちょっと薄いかもね。
10年働いてきてリーダになって、チームの立ち上げとかで苦しんだエピソードとか書いてあった方が実感湧くだろうし。じゃあ、これを④として追加だな。
恋愛だと
小さくて童顔っていってたけど、実はかっこつけだったんだよなとか。自分の性格や周りとの交友関係や部活なんかのことも書いてない。一番はじめに基礎情報として追加だな。


そこまで、ここでやっておくと間違いないよ。
恋愛の場合は、
あなたのことを知らない人が記事を読みます。
あなたの当時の年齢・性格・交友関係や部活・異性に対しての味方など
記事に関係する「あなたの設定」を前半や逐次随所に入れていくと良いです。




もっちの場合、記事で伝えたいのは、
仕事なら「プログラマの人間関係構築のコツ」
恋愛なら「見た目じゃなくて、素直につきあえるか?」
なんだけど、書いていったら、いつの間にか2000文字越えてました。
書いている内に、
仕事の記事なのに、他のバイトの話が書いてあったり、笑い話が混じっていたり
恋愛の記事なのに、当時の部活の話が過剰に書いていたり、
もしクラウドワークスとかで請け負った案件だったとして、条件が2000文字以上になっていたら、どうする?




まあ、ボツ食らいますわ。すぐボツだよ。


でも、脱線情報を入れて2000文字じゃあ、受けとる方も嫌だよな。当然か…


でも、後で必要な分だけにスリムアップしたり、並び替えたり削除したりする方が大変なんだ。


人間ってそんなに上手くできてないみたいだ。
そんな時は、練習だと思って思いつくままに書いてみて。
それから伝えたいことを吟味して、一旦その記事は捨ててるよ。
勿体ないけどね。しょうがない時もある。


自問自答で、伝えたいことを述べるために必要な材料をアウトプットする。
これができたら、次に移りましょう。
④レシピを選ぶ→目次を整理
『真横シミュレーション x テーマを掘り下げたの状態 x 自問自答 → 材料だし完了』になってるはずです。












◆仕事記事のテーマ
「見えてきたプログラマにおける人間関係構築のコツ」
◆序文
・【簡単な自己紹介】と【この記事の結論(言いたい事)】★
◆本文
・③自分の仕事や職場の概要(書いてOKな範囲内)
・④中堅になってきて人間関係構築に苦しんだ話
・①見えてきたプログラマにおける人間関係構築のコツ
・②後輩に指導するときの注意事項
・まだまだ勉強途中で苦悩 ★
・楽しいことやメリットなど ★
◆行動促進による出口戦略
・読んでおくといい本3選 ★
・あわせて読みたい記事紹介 ★
—————————————-
◆恋愛記事のテーマ
「中学・高校は見た目でモテなかったのは勘違い【大学で素直になって彼女できた】」
◆序文
・【簡単な自己紹介】と【この記事の結論(言いたい事)】★
◆本文
・私は小さくて見た目も地味なのがコンプレックス、反面教師でかっこつけだった男子。★
・モテなくてしょうがなかった時のこと★
・①中学生の時は、こんな見た目でモテなかった
・②高校になって、相変わらずモテないけど女子との接し方にも違和感を感じ始めた
・告白してフラれて、苦しかった出来事・心境★
・③大学生になって、素直に接してたら趣味があうとか、なんか自然に楽しく女子と接することができるようになった
・バイトで気になってた子に告白してつきあえた。なぜ仲良くなれたのか?★
・④彼女もできた【見た目はそれほど関係ない・かっこつけない自分をだせるか】




序文:簡単な自己紹介と結論を書いて、読む価値を先に出す。
本文:材料を書きたい順に並べなおして、当時の出来事と心境等を書く。
ここは「掲載するサイトの記事から、まだ必要な材料ないかな?」って拾ってくると楽だ。「あっこれも書いといた方がいいな」って気付けるよ。
出口:ここまで、求められないこともある。
でも、自分のブログとかだったら必要だよね。
サイトやってくにはそれなりにお金も掛かることだし、ボランティアでは続けられないからね。案件で求められた時は、他の記事を参考にして作ったり、相談したりそんな感じ。




⑤調理する→中身を順に書いていく










初心者は、「序文作りに慣れてないから心理的負担が強い」んだ。
これも何回かやってくと慣れちゃうんだけどね。












・自分の仕事や職場の概要
”入社して、3年はメンバとしてリーダの下でプログラマをやってました。先輩も良い人で特に困ることなく成長できていた(事実★)と思います。
まわりでは、会社に不満を持っている人もいたけど、なんとか折り合いがついてる人は続けていけている。そんな状況でした。
私的には、先輩といい関係を築けたことが大きなポイントでした。
何もしなくてこうなった訳ではなく、週末とかスキル不足で勉強したり、つまらない仕事と思っても誠実に取り組んだ結果(理由★)だったかなと。
残業も多くて、週末に勉強するのは正直苦しかったです。その時の彼女とか、全然遊びにいけなかったり、出かけても喧嘩になったり。(心理描写★)”
・中堅になってきて人間関係構築に苦しんだ話
”そんな私も4年目でリーダになりました。
リーダの上にはマネージャがいて、経営状況や体制決め等を相談しながら進めないといけないです。これまでの先輩の関係から、ガラっと一変しました。(★この事実に向けて書いた。)”










・話の筋書きを作る。→事実や理由、事例
・心理描写を入れる。→その時に感じたこと等を表現
この2点が抑えられてれば、大体OK。
今回は、「リーダになって状況が一変した。」というゴールに向けて書いたよ。どこに向かって、事実や理由を並べるといいのかとか考えると自然に書けるよ。空想でもね…。
恋愛なら「見た目じゃなくてカッコつけな性格が災いしてた。素直な自分が大事だった」に向かって、
・自分という基礎情報
・出来事やその時の心境
・変化したキッカケや理由
なんかを意識的に入れると説得力があって共感しやすいよ。




⑥試食する→目の前にいると思って音読して修正
ここまで来たら、もう後はやることはカンタンです。












文字を打ってる時は、色々思い出したりして妙にテンションが上がってしまったします。相手のことを考えずに突拍子もなく、「~するのが重要です。」「〜するのが良いのではないでしょうか?」と言ってみたり。
人って相手の気持ちに立って考えながら、書き続けるのは実は難しいです。
だから、ちょっと置いて冷静になって読むと、ダメなポイントが見えてきます。
それを取り除きましょう。
とは言っても、どれがNGなのか具体的に知っておくと便利なので、そのパターンをとりあげておきます。
初心者さんがハマりやすいNG
- テンション高めNG:w、涙、!、…、顔文字など多用していたら冷静な文章に書き換えましょう。
- 美談や独りよがりNG:~だったのです!、~が重要です。〜するのが良いのではないでしょうか?と突拍子もなくいってみたり、過去の記憶に陶酔している。それだと相手には伝わりません。
- 先輩面NG:理由がわからないのに、結論ばかりを押し付けている。これも同じ理由で相手には伝わりません。
- 読者に向かって話すNG:読者は目の前にいるのではなく、真横で読んでいて勝手に選びたい人達です。筆者は、参考情報を提供するだけです。
ショップで店員が近寄ってきたら、営業されると思って逃げたくなりますね。一緒です。
「具体的な事実や理由+心理描写」を、「冷静に、素直に、丁寧に、分かりやすく」
そういう意識だとキレイにまとまりやすいですが、なんか頭が混乱してきますね。
カンタンに言うと「大切な親友に読んでもらう」と考えるとよいです。
⑦プレゼントする➙ラッピングして提供する










その役割が「序文」と「テンポ出し」だ。






序文は、
「こんな人っているよね?こんなことってあるよね。」
「それってこうだと思う。」
「こういう方は、これを読むとこんな素晴らしい価値があるよ」
とこんな流れで、読む価値を見せつけるんだ。
ペルソナ(横にいる空想の人)が読む価値を見つけられるようになっていたら、序文はゴールだよ。




・自分の仕事や職場の概要
入社後、3年間はリーダの下でプログラマをやってました。先輩にも恵まれ成長できていたと思います。
会社に不満を持っている人もいたけど、どこかで折り合いをつけている人は定着。そんな雰囲気でした。 [事実]
個人的には、先輩と信頼関係を築けたことで、色々と自信がついていきました。
給料とか、そのほか特に不満もなかったです。
でも、楽してこうなった訳ではありません。
残業も多くて、週末に勉強するのは正直苦しかったです。[理由]
その時の彼女とか、全然遊びにいけなかったり、出かけても喧嘩になったり。 [心理描写]




以下の3点を意識的に直したよ。
①ハイライトした部分の文末を一辺倒にしない。変化させる。(体言止めや否定文も考える)
②ポイントになる文章の前後に空行を3行入れた。
③事実、理由、心理描写の流れはそのまま。
③の理由は、あってもなくてもだけど文脈次第で説得力が出るようだったら入れたりするよ。












そうやって、自分なりに工夫し続けるとスタイルが確立していくよ。






ブログでもやってみようかな。








これで記事作成の流れと、その時の心構えを解説しました。
技術的なことも含んでますが、「ライティングはじめの1歩」が自然にできるといいなと、一生懸命考えて作ってみました。


ライティングにトライしてもらっている方々、めっちゃ応援してます。
ぶっちゃけ私より出来る人が多いと思ってます。
センター試験で国語20点・テンピツ転がした方が点数良かった私がいってるので間違いないです。
一生懸命、ライティングのコツ=勘所を詰め込んでみたので、参考にしてみてください。
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