Webライティング勉強のマニュアル全力公開【第一歩は書ききる】

こちらは契約している初心者ライターさん向けのライティングマニュアルですが、全力公開しています。
※当サイトで関わっていただいているライターさんと試行錯誤しながら整理したものです。ぐつぐつ煮込み続けています。
Webライティングをスタートする人にとって
- スタートから挫折しない
- 素人が書いても読まれるだけの価値がある記事は書ける
これが一番重要だよねってことで、素直に記事が書けるようにした教材です。
最初にやることは
自身の体験を記事にする事です。
ここからスタートするのが、なんだかんだで近道であり王道だと勝手に思ってます。
以降のマニュアルを読み進めながら、チェックシート記入・記事作成していくと効率的にライティングできるようにしています。
最近のウェブは、「体験に関する記事」などの独自性の高い記事を高評価することが多いように肌身感じています。体験を伴わない記事や、すでに転がっているウェブの組み合わせ記事は、乱立していてレッドオーシャン (特に金融・美容等) です。個人の記事としてウェブで「検索流入を狙うなら雑記や体験型記事は、絶望する程でもない→地道に稼げます」です。(当ブログ運営の所感)
体験を記事にする:これが第一歩です
記事作成の流れはざっと以下の通り
- 前半戦:ダサくてもしょぼくても書ききる
- 後半戦:読んでもらえるように執筆する
この流れで一作目を作ってもらうと、素直で共感できる良記事になることが多い傾向です。
前半と後半って書いてますが、自分の体験・気持ちを文字にとにかく文字にして、読者さんに役に立つように組み立てるイメージです。
よくあるライティングの教科書をすべて意識して、端から記事書きできるのはプロの業です。色々な技術がありますが、それが網羅されなくても案外と読まれるので、安心してください。最近だと、素人記事の方が説得力あったりしますしね。最近なんか書きづらいなーと思ったら原点に返ってこの流れで執筆すると、気持ちがリセットできます。
前半戦:ダサくてもしょぼくても書ききる


では、ライティングスタートです。
前半戦と後半戦があります。
前半戦は、どんな記事を作りたいのか、頭の中を整理して、
「作る料理を決めること」です。
「何言ってんだ?」って思うかもですが、
案外と書きたいことって、分かってるつもりでも、自分で分かってないことが多いんです。
人間の脳って不思議ですね。
なので、
前半戦:ダサくてもしょぼくても、いったん吐き出して吟味してゴールを決める
という工程を踏みます。
その時に知っておいた方が良いことが3つあります。
この3つが最重要かもしれません。
①題材選びや執筆の心のテンションの在り方
題材は、その仕事が未経験な人に向かって役立ってほしいと感じるものを選んでください。
テンション上げで楽しんでもらおうとか…
こんな珍体験だったら笑ってもらえそうとか…
こんなこと考える必要はありません。むしろウケません。邪念です。邪念。
ここでちょっと考えてみましょう。
掲載するサイトは「働いた体験談」「恋愛の体験談」がメインです。
検索から訪れるユーザは、
「あなたというキャラ」が「○○な仕事したら××だった」「〇〇な私が××な恋をした」ストーリーを読みたい
と思っているばかりです。つまりは読者は、「その仕事の未経験者」「同じ悩みをもった恋愛をしている人」が大多数です。
そういった読者さんに最後まで読んでもらい、役に立ってもらうことが、あなたの仕事という訳です。
当サイトで掲載した記事で読まれたかどうかで〇×つけてみました。
〇体験を素直に書いた記事
(バイトはじめはどんな感じだったか? 慣れるまで苦労したこと?良かったこと?その後、xxをしておいて(おけば)良かったと個人の単なる体験を書いた記事)
〇で・ある調
〇丁寧な文章
×珍体験
×あるある
×笑える話(wとか(笑)はNG)
×美談口調 (~だったのです。と書いたら怪しい感じです。テンション抑えてあっさり表現なら可)
×テンション高め(!が2~3個あったら怪しいラインです。)
×乱文口調(「…」「ー」が 2~3個あったら怪しいラインです。)
×だ・である調
×読者に語り掛けた文体(「~してみるといいでしょう。」等)
×個人の体験を語らず、こうしといた方が良い!と一方的に話しているだけの記事
★上記の×に当てはまっている記事は、検収できないケースがあります。〇に集中しましょう。
事実、未経験者が求める話だけにアクセスは集まっています。
ちょっと、まどろっこしいですね。
まとめると
あなたの個人体験を書いて、あなた自身がxxしておけば(おいて)よかったと思うネタ→結果、初心者・未経験者に役立つであろうネタ→ベストセレクト
思い浮かんだら、チェックシート1を記入しましょう。
■チェックシート1(超概要) ★納品する記事に必ず入れてください。
あなたの仕事or恋愛の体験談の出来事や心境などカンタンにまとめてください。①~③
①あなたのキャラクタ
当時の身分・性別・年齢 : 大学生・女子・20代
あなた性格:周囲とは自然と打ち解けやすい性格
恋愛の場合は、以下も追加
あなたの見た目:背が小さくて、可愛がられやすい見た目
あなたの交友関係:クラスでは地味なグループにいた。バスケの部活後は、部活仲間と遊んでいた。
②仕事内容or恋愛の内容
仕事:
カフェで早朝バイトしてみた
恋愛:
大学で部活のマネージャやったら、モテたけど関係が微妙だった。
③感じたことや結末、反省点等
仕事:
・メニュー覚えたり初めは大変だった
・慣れると人間関係もよく良好なバイト
・程よく出会いもあって充実した
・だが、バイトのし過ぎには注意(勉強がおなざりになる)
恋愛:
・部活のマネージャに興味をもった理由
・モテたけど付き合ったら部活のメンバとの関係が微妙になった
・マネージャに集中したいから別れた
・好きな人は他で出来てマネージャと恋愛が両立できた
(この時点では、テキトーでもいいので埋めてから前に進んでください。)
邪念とか素直だとか書いてますが、変にブログっぽくすることに頑張らなくてよいです。小学生の感想文みたいでも、ちゃんと言いたいことが書いてあることが何より重要です。あまりにもメッセージ性のない記事はすみませんが、すぐボツにしています。
②自分の言葉で書き始める
あなたが書きたいことをあなたの言葉で書く
これだけです。
書いた本人がちゃんと納得できる記事は、同じ境遇の人に絶対的な価値があります。
逆に、こんな記事はウェブで探せばあるだろとか考えたらすでに負け組です。
ちゃんとあなたの書いた記事は他と違いはあります。
似てちょっと非なるで良いんです。
それが独自性だと理解するのが、スタートです。
ライティングの仕事は、自らの体験以外のこともお仕事にすることが多くなっていますが、原点はこれです。自らの体験以外を記事にする事は否定してません。むしろ稼ぐには必要だったりするので、基本はこうなんだなと理解すれば良いと思います。
マニュアルを途中まで読んで何かかけそうなら、とにかく書くほうを優先してください。
ライターは書いてナンボです。何か学んだら書くことでしか腕が上がらない職業です。経験上。
③自分の体験談として書く【先輩面しない】
これを読んでくれるユーザさんは、あなたのことを知りません。
そういう人が以下のようなニュアンスの文章を書いていたらどう思うでしょう?
例)ダメな表現
「xxするのが重要です」
「xxしとかないと困ったことになります」
信頼している先輩から聞かせれた言葉なら、「そうなのか」と信頼していうことを聞くと思いますが、知らない人が言ってることなので、一方的で先輩面な印象がどうしても出てしまいます。
例)良い表現
「xxしてなかったので失敗しました。xxしておけばよかったです。」
「先輩に言われて、xxしておいてよかった」
「悩まずxxしておけばよかった」
と自分事として書くと、読者は参考情報としてお勉強してくれます。
つまりは、
素直に自分事として書く。読者に先輩面しないこと。
これを覚えておくと、素直でオリジナルな良記事となります。
④邪念を振り払って書ききるに集中
記事の構成をしっかり考えて書こうとすると、初心者は大体迷います。
たとえタイトルがダサかろうが、文字数が少なかろうが、書き始めましょう。
プロでも素人でも同じスタートは同じです。
【最重要】書くときの心構え
- 素直に自伝を書く
- 何をしたのか具体的に書く
- その時の素直な心情を書く(盛らない)
- 読者が気になるだろう所を書く(できるだけ)
※当サイトのライターはここは絶対外さないでください。
自分の言葉で書くことに集中すれば、テクニックに振り回されることはまずなくなります。
初期段階では、しっかりした記事構成や多彩な表現は取り入れる必要もありません。
いずれ記事を書くことに慣れてきたら、徐々に取り入れていけばいいだけです。
とにかく
初心者ライターさんは、記事の構成を考えると迷子になりやすいので注意です。
あなたの言葉で、思いついたことを書くことだけに集中してください。
ここまでのマニュアルで多少乱文でも、記事は書き進められると思います。一周書ききった後に、「こんな記事だれが読むんだろう?」と思うかもしれません。でも、どんな人に役立つ記事なのかそこからじっくりと考えていくと、自分が何が言いたかったのか【メッセージ】が浮かび上がってくるはずです。
さて、ここまで読んで書けることを
ドババババーと書いてみてください。
■チェックシート2(荒削り記事)
チェックシート1の内容を必ず盛り込みつつ、思いつくままに文章にしてください。
5分~10分で書ける範囲でOK
★その時のことを思い出し、素直に感じたことを表現してください。
注意:珍体験、あるある、笑い話は受け取れません。
最初に書く文章に掛ける時間は、長くても20分とかそれくらいで良いです。
あんまり時間使ってももったいないですしね。ざっくりで良いです。
次のステップにどんどん進んでください。
書いたら次に示すことを実施します。
ドババババーと書いた文章を読みなおす、「結局何が言いたいんだろう?」と自問自答できるようになります。
読みなおしたら、以下の問いに答えてみてください。
■チェックシート3(記事のメッセージ) ★納品する記事に必ず入れてください。
あなたの経験はどう役立ててほしいですか?結論と理由を端的に回答してください。(結論と理由のセットは最大3セットまで。)
「先ほどの概要を読んで何が言いたかったの?」と自問自答します。
その時、「なぜそう思ったの?」と理由も自問自答すると
すんなり書けるはずです。
例)
結論:恥ずかしがり屋でもカラオケバイトはできる
理由:同じ仕事してると話す話題に困らない
結論:恥ずかしがり屋でも接客も学べて自信にも繋がった
理由:研修もしっかりしていたので安心だった
結論:異性とも自然に仲良くなれて、恋愛もできた
理由:同じ仕事をしているとネタに困らないので自然と仲良くなれる
チェックシート1(超概要)で書いた内容と比べると、具体的になった気がしませんか?
ここで書いた内容は、荒削りの記事から捻り出したメッセージです。
メッセージに気付くことができる
上記のチェックシートに答える事で、「何が言いたかったのか?」に気付くことができると思います。
記事書きに慣れていない人は、書いてみてからじゃないと「何が言いたかったのか?」にすら気付かないことがあります。事実私もそうでした。慣れれば対して時間もかかりませんので、実践してください。以降では「何が言いたかったのか?」を”メッセージ”と表現しています。
上記のチェックシートをざっと埋めたら、後半戦に進みましょう。
後半戦:読んでもらえるように執筆する


ここから先に進む前に一旦頭をリセットしてください。
「えっ!?、さっきのチェックシートで書いた内容が記事なんじゃないの?」って思う人もいるかもしれません。
アンケートタスクとかだと、それで終わりだったりします。
「いや、これライティングなんで・・・」というのが後半戦です。
実はそんな難しくありません。
後半戦は、必要な食材を用意して、レシピを決めて作るだけです。
「また、何言ってるの?」って感じですね。
前半戦は、頭を整理して「こんな記事を書く」と決めました。
後半戦の流れは
- ①記事にピッタリな、要素(食材)を選ぶ。
- ②記事にピッタリな、順序(レシピ)を決める。
それがそのまま目次となる。 - ③目次の中を掘っていくだけ。
です。
思ったよりも簡単そうですよね。
雰囲気が掴めた所で、以降の手順を1つずつ踏んで記事を完成させましょう。
実は、思いついたまま書いた記事というのは、順序性とか基礎的な情報が抜け落ちていたり、余計なエピソードが入っていたりと記事としては未完成状態です。
未完成な記事を作成しても誰も読んでくれません。
それを回避するために、前半戦は必要でした。
準備運動:サイトのテイストを掴む
記事を書く準備は、もう1つあります。
このサイトにあるバイト体験談の記事を、2本くらい読んでください。
この時、
「文章はこのテイストに合わせるんだな」
と思いながら、読みます。
『冷静にまとめてある印象』、『美談とかが独りよがりしないてあっさり目』、『自分事として最後』まで書いてますよね。それを掴みます。
★ライターさんは必ず実施する工程です。ささっと読んでテイストを掴みましょう。
記事設計:食材選びとレシピ作成
では、記事を伝えるために必要な食材を選びましょう。
食材候補は以下の通りです。
仕事の記事の場合は、
- どんな人に役立ちそうか、読むメリット
- はじめたキッカケ、やめたキッカケ
- 時間と稼ぎ【稼ぎは書いとこう】
- サービス残業はなかったか?
- 労働条件(交通費・シフト等)
- 業務内容
- 始めたての頃に感じた事
- 特に初日、はじめの一週間はユーザの興味が強い傾向です。
- どれくらいの期間働いたか?
- なぜ続けたのか?辞めたのか?
- 教育はどうだったか?安心して働けたか?
- 辛かったこと。悩んだこと。
- 良かったこと。
- やりがい。
- 正直、他の仕事に比べてどうか?コスパが良いとか。やりがいが凄いとか。
- 経験になって後に役に立った?
- 学生の内にやっておくと学生気分が抜けて良かった?
- 年代の違う人と仕事をするのとか経験できてよかった?
- 同年代だったから仲がよかった?
- 人間関係か濃い?薄い?雰囲気は?
- オフでのつながりは?
- 出会いとかはどうか?
- まとめとして最後に一言
- その後はどんな仕事、バイトをしたのか?影響はあった?
恋愛の場合は、
- あなたの当時の年齢
- あなたの性格
- あなたの見た目
- あなたの交友関係(クラス)
- あなたの交友関係(部活等)
- 相手の年齢、性格、見た目、交友関係
- どこに惹かれたのか?
- はじめはどのようにしてコンタクトしたのか?心境は?
- どうやって仲良くなったのか?
- 告白を意識するようになった出来事、心境
- 告白した時の気持ち、相手の態度
- つきあってどんなことをしたのか?デートは学校後で・・
- どれくらいの期間つきあったのか?
- なぜ別れることになったのか?相手からか自分からか?
- 失恋して感じたこと。
- 失恋の後、きつかったこと
- 相手を忘れられた理由
- 次の相手とは、こうしたいとか
[以降では、仕事記事をベースにしていますが恋愛記事でも同じですので読み替えてください。]
その後、どの順序で書くか決めて並びなおします。
この時、目次を具体的にしておくと後がとっても楽です。
例を示します。
食材を選んでただ並べただけの×な例)
・きっかけ
・初日に感じたこと
・慣れてから感じたこと
・メリットやデメリット、自分の感想
・その後の事
これだと、何が言いたいか目次を読んで分かりませんよね。何の体験かすら分かりません。
目次を読んでストーリーが分かるようにすると、
その目次の中では何を書くのかがしっかり決まるので書きやすいです。
目次を具体化した〇な例)
・人見知りがコンビニバイトしたきっかけ
・初日はとにかくモジモジしていた
・先輩と話ができて徐々に慣れた
・人見知りでも教育がしっかりしてるとコンビニバイトはできる
・シフト調整で時々もめるので面倒
・その後、接客バイトもできるようになった
これだと、ストーリーが透けて読めます。
それぞれの下に何を書くのかも決まっていますね。
迷いなく効率的にライティングができる用意が整った
という訳です。
書いている時のコツ→ポジティブに考える。こんなの誰の役に立つのか?とか、初心者はとにかく余計なことを考えがちです。自分の体験が役に立たないと、ネガティブに考えたら負けです。他の案件でも、要素は大体決まっています。選んで書けばいいと考えるとライティングがグンと楽になります。要素がなかったら、そのサイトをみてリストアップしておくと良いでしょう。
記事作成
あとは①から順に組み立てていくだけです。
①タイトルの設定
タイトルはユーザが興味を集めそうなものでなくていいです。
初心者には難しいです。
現段階で これに時間を使う必要はありません。
「××のバイトしたら○○だった話」でOKです。
とにかく適当に設定して、先に進みましょう。すでにタイトル設定済みでしたら、スキップしてください
②序文を作る
ここはカンタンです。
チェックシート1の内容を文章にできれば完成です。 ★納品記事に必ず入れてください。
簡単にまとめてみてください。
例)20代女子大生がカフェでバイトした体験談です。
服とか欲しいものを買うためにバイト始めました。
始めは、メニュー覚えたり、接客にも慣れなくて大変だったけど、
人間関係も良く、出会いもあって充実しました。
接客嫌いじゃないなら、良いバイトです。
③感情を入れるポイントを決める(無ければ無価値)
最初にドババババーって書いた「荒削り記事」を読み直して見てください。
荒削り記事には
「感情が出ている部分がある」
と思います。
書きたいこと書くと
自然と「当時の感情や印象の強かったシーン」が文章になります。
そこで感じた細かい描写や感情表現が、「記事の価値」です。
感情表現=価値
そう理解してもらっても良い位です。
!重要!
感情に至る部分は細かく書く
これだけは絶対に外さないで下さい。
感情表現がパッとしない時は、以下の流れでひねり出せると思います。
【体験を思い出す】→
【感じた事】→
【これに至るストーリー】→
【感情表現を細かく】
感情表現はありきたりで良いです。
感情表現を入れるポイントを決めます。
ここは、深く掘り下げるポイントだなと印をつけておきます。
音楽でも、やっぱりサビってあるじゃないですか。それと同じでサビにする所、決めとくんです。
感情表現の例
・はじめてのバイトで緊張した
・初日は不安ばかりだったけど、丁寧に教えてもらえる人がいて安心した
・強面の人が多くてビビってたけど、すごく優しかった
・外での作業もあって、寒かったりと予想以上にキツかった
・時給は良いけど、ちゃんと勉強する必要があって初めはそんなにコスパは良くないけど、沢山勉強になった
・大量採用だから色んな人がいて、人の流れがあって、友達作りや出会いも別な意味で捗った
こんな感じで、感情表現といってもありきたりなもので良いです。
逆に、これがない理論的なだけの記事は1円も価値なんかないです。少なくとも当サイトでは。
10000人いて1人に届く記事で十分です。
それでも十分読まれます。
どうしても、つまらない文章になってしまうのが気になったら以下の記事参考にしてください。
有名ブロガー(クロネコ屋さん)
「印象に残る文章の書き方【実例付きで解説】
https://moonpower2020.net/2020/01/18/imageso/
この記事で、印象に残るギザった表現がものすごい勉強になりました。
④本文作成
目次(レシピ)が決まって、感情表現の入れる場所(音楽でいうサビ)を出す所も決まりましたね。
そしたら、
それぞれの見出しの下に文章を書いていきましょう。
⑤冷静になって結論を加えてみる
ここまで書いたら、最低でも20分とか時間を空けてから記事を読みなおします。
この時もう一度
「どんな人に、どう役立てもらいたいか?」
を捻り出してください。
前と同じ結論ならそれでOKですが、案外と結論も書いていく内に変わったりします。
ここで注意があります。
書いている時のコツ→ポジティブに考える
なんとか捻りだせば、後は読者が価値を決めるんです。
価値を決めるのは作者ではなく読者
あの時の私なら、こんな事言われたら良かった等、後押ししてほしい人を思い浮かべたりすると、また書き始められたりします。
★この時に、タイトルと見出しも具体化します。
タイトル修正例)
看護婦の話 ⇒ 看護婦になったけど夜勤がとにかく合わなかった話
見出し修正例)
人間関係 ⇒ 残業なし・同年代だから人間関係良好
時間を空けて読み返す意味は、案外と気持ちを吐き出しただけの記事は、役立つこととかけ離れていることがあります。 愚痴っぽかったり、先輩面していたり。これ変化させます。 文章のニュアンスを少し変えるだけで、簡単にメッセージ出しは可能です。 「私の体験」⇒「感じたこと」⇒「私としてはこうすれば良かった」⇒「こんな人はこうすればいいかも(先輩面しない)」⇒「ユーザに参考情報として届く」 このような形で、参考になる情報を提供する形しましょう。
⑤必要に応じてボリューム出し
「書いてみたけど文字数が全然足りないんですが…」
時々こんな相談を受けますが、ボリューム出しは実は簡単です。
目次例からの追加
「伝えたいメッセージの事を考えたら、これはあった方が良さそうだなー」
と感じるものありませんか?
ここまでくると、結論やメッセージはしっかり考えられている状態なので、食材のメニューから最適なものを選んで追加します。
「いやいや、それでも書くことがないんですよ…」
という方は、深く掘ることが不足しています。
きっと目次が決まっていても中身が相当さっぱりしている証拠です。
もっと、具体的にその時のことを思い出して書き加えましょう。
単純に書けそうなものを選んで追加すると、書きたかったこと=結論やメッセージと相性の悪い素材を追加してしまうことになります。そういった記事は、納品された後にボツになりやすいので注意です。人に読んで役に立ってお金をもらうライターになりたいなら、読者が欲する素材を考え抜くのが仕事です。
⑦輪郭を出す
書いた記事をブロックに分けて見出しをつけてください。
言ってることはカンタンです。まずトライしてみてください。
読者に読んでもらいやすいように実施する作業です。
見出し付けの例は、以下のような形です。
見出し
文1
文2
・
・
見出し
文1
文2
・
・
目次が出来ていれば、「目次=見出し」となります。
こんな感じで、いくつかの文章を区切って頭に見出しをつけます。
見出しをつけると記事に輪郭が出てきます
話が脱線していると見出しの話題以外のことが書いてあったりします。 脱線部分は、削除したり他に持っていったりします。はじめは、ブレブレな見出しでもOKですが、具体的な見出しはつけてください。
⑧それでも文字数が足りない!
ここまでで1500文字数に満たない場合、以下の原因が考えられます。
・書くに値しないネタと思い込んで、描写を少なくしてしまった。
・そもそも記事にするほどの内容ではない。
前者がほとんどです。
悩んだらメッセージで記事をください。質問させていただいてボリュームアップのポイントをアドバイスいたします。
体験やストーリー・感情が入っている記事は案外よく読まれますのでポジティブに行きましょう。
それでも、筆が進まない時は。
どうしても困ったら、下記の流れで組み立ててみて下さい。
質問形式なので、穴埋め的に記事が出来上がります。
ライター側の個性が消えやすいので、感情描写だけは取り入れてください。
①キッカケはなんですか?
●ポイント
・自身が学生なのか、性別や年齢についてフンワリ書く。
・なぜそのアルバイトか副業を応募したのか?自身がどういう状況でどういう募集があったからという描写をちゃんと書く。
②誰に読んで欲しいか?
●ポイント
やってみてこんなでした。あなたと同じ境遇の方に何か一言メッセージがあるはずです。
ここはメッセージは語らず、読んで欲しい人を客観的に言葉を選んで下さい。
③伝えたい事は?
「伝えたい事は?」と問われると
「別に…」
と始めはなってしまうことが多いです。
その場合は一回スキップして最後に書いてみて下さい。
●ポイント
意外と人間関係がめんどいから気をつけろでもなんでもいいです。
自分と同じ境遇の人に、一言メッセージがあると思うでそれを言葉に
④根拠
それでここからがストーリーです。
●ポイント
・応募はどのようにしたか?
・面談はどうだったのか?
・入ってみて始めに感じたこと、慣れてきて感じたこと
・いくら稼げたか?
・シフトはどうか?いっぱいシフト入れて沢山稼げるか?
・どれくらいの期間働いたのか?
・働いていたときの身分は学生?
・人間関係はどうか?出会いはあるか?
・何がしんどくて、どう工夫しないといけないのか?
・今は続けているか?続けたいか?
・辞めたのであれば次はどんなバイトや副業がいいと感じているのか?
・その前後で、やったバイトはこっちだったというようなコメント
⑤結論をちゃんと書く
どんな人に読んでどう役立てほしいのか考えて書く
→伝えたい事はとの整合をとる、繰り返しでも構わないが、まとめでは伝えたいことの根拠になる形にできるだけする。
このマニュアルは、いわゆるアフィリエイト記事などのセールスライティングではありません。集客記事のマニュアルでもっとも基本的なものです。キラーページ(収益記事)の学習はセールスライティングとなりますので、性質が違います。「集客と収益で書き方が2種類ある」と覚えておくといいかもしれません。〇「~すれば良かったです。」=共感型でグッド。×「~しましょう。」=セールスライティング(商品があるページ用)なのでこのサイトでは×です。すぐ慣れます。
最後に
①具体的なノウハウ←考え方を理解して改善しながら使うもの
「具体的なノウハウ」は使いやすいけど若干不自由です。
単なる穴埋めで、他の仕事では役に立ちません。
前半で書いた記事の組み立て方が分かると、他の仕事でも使い回せます。
単なるノウハウ通りだと、本業にしても月にせいぜい20万とかです。これは、有名サイトさんのライターのあるレベルの月収相場です。フルタイムで活動してもこれくらいなので、バイトの線は越えられません。
②はじめから上手くできなくてok←ある程度繰り返すと体得できる
小学生の時に、99の掛け算を覚えるのはゴロで全部覚えましたよね。
あれと似た感覚ですが、頭に染み込ませると苦ではなくなります。
馴染んできたスタイルを、仕事にフィットさせながら、改善し続けると成果が出やすいです。
量は質に変わります
書いてると段々量が質に変わるのがまず分かります。
はじめの記事は、人によっては時間がかかりますが向いてないわけではないです。
ここでは、初心者でもボリューム出しに苦しまなくて良いように工夫しました。テーマが変わっても、リストを作っておくと、サクサクボリューム出しができたりします。