障害者の介護がきつい→当たり前【難易度高めな仕事】

たくろー

働いた体験談、蓄積してます。

なんとなく介護の仕事に進もうかと考えてきたけど、ちゃんと出来るかな…

介護関係のお仕事は、求人も多いので手軽に取り組める仕事です。

確かに、作業の難易度を低くして未経験でもできる仕事を用意している会社さんは存在します。

もちろん、そうでもない会社も存在します。

結論からいくと、

・未経験なら時給低めでも、未経験者歓迎の所で実績を積むべき
・専門卒とかなら、新任が仕事させてもらうことにありがとうの気持ちでひたすら修行

今回は、現役の介護福祉士さんが

障害者介護で慣れるまで苦しんだ経験

を記事にまとめていただきました。

障害者福祉の施設での仕事を考えている方は、読んでおく良いかもしれません。

障害者の介護は慣れるまで相当大変だった話

学校と現場では全然違った

21歳で専門学校を卒業して、障害者介護の現場で働きました。

就職する前も、そちらの施設でボランティアに参加させていただいていたので、比較的安心して仕事に就くことができました。

それでも、いざ仕事になるとかなり戸惑いました。

学校で習った勉強と現場のアプローチの仕方が違うケースが大量にあったからです。

事あるごとに、先輩に指摘されていました。

上っ面の態度は大事

ダメでも、前に進むしかありません。

そんな私がはじめに覚えたことは、

「上っ面だけでも自信のなさを出さない」

これです。

それとともにダメな所を少しずつ改善していきました。
それでも、矛盾を感じたら、先輩方に質問をしてエビデンスを理解し、分からないことを少しでも減らすよう努力しました。

初めて担当になった利用者さんに救われた

しばらくして、障害者施設で始めて担当を持たせていただける事になりました。

この時も不安で一杯でした。
やれる事をやるしかないので、とにかく一生懸命やらせて頂きました。

そうすると、ヘタクソでも利用者さんは嫌な顔一つせず優しく教えてくれました。

「してあげている」のではなく、 「させてもらっている」のに気付きました。

これには随分救われました。

仕事をさせてもらうことに、ありがとうの気持ちさえあれば、こんなに苦しむこともなかったんだなと思いました。

専門学校で勉強ばかりしていて、どこか仕事に対する気持ちがマヒしていたのかもしれません。

そんな利用者さんを担当につかせてもらったのも、先輩達のおかげなんだと思います。

それからは、色んな事に気付かせてもらって、一気に視野が広がっていくのが分かりました。

介護は仕事させてもらう→仕事だから「してあげる」は見破られ窮地となる

この機会が無かったら、多分辞めてましたね。

利用者さん同士の関係が大事

段々と視野も広がっていくと、現場のことがよく分かってきました。

利用者さん同士の関係は、その場を良好に保つキーポイントです。

職員が利用者さんと良好な関係でいたいのは、当たり前です。

問題は、利用者さん同士の関係の悪化も現場の問題になることです。

無視はできません。
これを成立させるしかないです。

利用者さんのこれまでの経緯も個性も障害も様々です。

介護員は様子を見ながら

利用者間の仲介役になったり、
距離を置いて代弁者になったり

します。

私は、利用者同士のコミュニケーションが良好だと、その雰囲気に癒されてました。

それぞれがお互いのパーソナルスペースを良く知っていて、出来ること出来ないことまでも知っています。

そして、誰に言われなくても補ってあげようという気持ちを持っている人が多く、良い雰囲気が作れていました。

障害者福祉の仕事に就く人へ

障害者の介護は、病気で同じことを何度も言ってしまう方もいれば、排泄が困難な方もいます。

通常の介護が通用しないのも当たり前です。

そして、ほとんどの職場は待遇があまり良くないと言われています。

また、命を預かる仕事なので責任は重大です。

障害者福祉の仕事を希望するなら、覚悟が必要です。

✔ 日々勉強

利用者を理解しようと歩み寄ることと、自分の為・利用者の為に生理学とか加齢や病気について知識を吸収して行けば未経験でも温かく迎え入れてくれる業種だと思います。

実際の現場における介護

学校で習ってきたことと違うことが一杯だったと書きましたが、実際どのように介護しているかを少し説明します。

食事準備編

ベッドから車椅子への移動やお食事のお手伝いはこんなイメージです。

ベットで休んでいる利用者の方に、「これから食卓について(お喋りしながら)おやつを食べる(など楽しいことがある)ので起こしますね。」などこれから何をするのかとか目的が分かるように伝えて、起きるのを手伝います。

その時に、長時間寝ている利用者の方をいきなり乱暴に起こすのではなく、声を掛けギャッジアップ(頭の方を高くする機能)を前もってしておくなど、体に負担が掛からないように工夫します。

どんな工夫が出来るのかは、先輩の仕事を見てお手本にする事や、先輩に負担を掛けない為にはどうすれば良いのか尋ねたり、本やインターネット、スクールなどで学ぶ事が出来ます。

単に介助するという意識ではなくて、利用者に精神的に寄り添ってこれをやっていく感じです。

介助するだけの意識だと、ケースバイケースの対応が出来ません。

食事編

自力でお食事することが難しい利用者の方のお口にお食事を運んだりします。
高齢になってくるとお水を飲むだけでもむせたりします。

飲み込む機能が落ちてくるので、背中がしっかり起きた状態にしないと、食べ物が気管に入ったりして苦しい思いをさせてしまいます。

介護する時に、生理学的な理解とそれが高齢によってどんな風に衰えているのかを知っていると役立ちます。

年中から年長の子育てに似ているように感じます。

子育て経験のある先輩に「子育てと一緒!」と言われても、ピンと来ませんでしたが、今はそれを実感しています。

子供は、着替えや食事も自分でできますが、

食事の前に手を洗ったり、
出かける前に靴下を履いたり、
トイレに行ったりと、

やらなければならないことを忘れてしまいます。

声を掛けて自分で出来るようにしてあげたり、自分でもやりやすいように手の届く所に準備したりします。

そのうちに、少しづつ出来るようになります。

ケアプランも小さな目標の一つひとつを根気よく達成に近づかるところが似ているように感じました

まとめ

はっきり言って介護関係の仕事は、待遇が良くない現場が多い仕事です。

要介護レベルの高い利用者が多い現場では、仕事の難易度も比例して高くなっていきます。

それでも、介護の仕事に興味があって携わる方は

未経験⇒デイサービスなどの介護レベルの低い現場で経験を積む
専門卒⇒諸先輩方のプロから考え方を教えてもらう⇒利用者に居心地の良い介助ができるように必死に習う

これをオススメします。

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