保育士はやりがいだけじゃ続けられない話【楽しさを見つけて残業も減らせると有】

たくろー

働いた体験談、蓄積してます。

短大を出て、今も育児をしながら保育士として働いている方の体験談をうかがいました。

「保育士は、子ども好きなら一度は憧れる職業ですよね。」

その反面、残業も多く仕事が大変で、体力勝負な仕事というイメージも強くあります。

大切な子ども達を預かるので、責任が重い印象です。

実際に保育士として働いて分かったことは

  • 給料以上のやりがいを感じることができる
  • 自分も日々成長することができる
  • 人とのコミュニケーションによって仕事量も精神的なキツさも変わる
  • 協力しあえる職場なら残業も減らせる

実際に働いてみると他の職業にはない新しい発見や楽しさもありました。

それと

協力しあって残業を減らせている園もありました。

「保育士は夢だけど、給料低いし現実的に考えたら大変すぎるのではないか?」と迷う学生さんも多いと思います。

保育士になりたいけど不安がある人は参考にしてみてください。

保育士はきついのに何度も戻ってしまう理由

保育士を目指したきっかけは、「ピアノもなんとなく弾けるし、子ども好きだし保育士になろうかな」というフワッとした動機でした。

高校卒業後、短大に進学し幼稚園教諭と保育士の資格を取りました。

残業が多く体力的にきつい幼稚園

初めて勤めた園は幼稚園で、7年間勤めました。

正直、この幼稚園は残業がかなり多く、体力的にとてもキツかったです。

しかし、先生同士の仲が良く職場の環境に恵まれていたため、「この残業も子どものため」と思い頑張ることができていました。

でも、結婚や出産を考えたとき、「家事育児と保育士の両立は体力がもたないだろう」と思い、結婚を期に退職しました。

家事と両立できた小規模保育園

結婚後、生活が落ち着いてからまた職を探すことになりました。

違う職業も考えましたが、やはり選んだのは保育士。

2つ目の園は小規模保育園で、子どもが少人数だったおかげで残業も少なく、家事との両立も可能でした。

その後2年間勤めましたが、妊娠を期にこの保育園も退職しました。

やっぱりやるなら保育士

妊娠、出産と無事に終わり、バタバタと子育てをしているうちにあっという間に時間は過ぎていきました。

子どもが3歳になった頃、保育園に入園したのをキッカケに再び職探しを始めることに。

いろいろな職業を見てみましたが、やはり最終的には保育士を選びました。

3度目の保育士をやりながら

「保育士の大変さも、給料が低いことも分かっているのになぜ戻るのか」と改めて考えました。

そしてたどり着いた答えは

「保育士という仕事の中で感じるやりがいが忘れられないから」でした。

残業の毎日や給料の低さよりも、「保育士として働いていた時の、充実した毎日をもう一度過ごしたい」と心の中では感じていたと思います。

保育士のやりがいとは

子ども達は昨日できなかったことが今日出来るようになったり、

昨日できていたことが出来なくなっていたり、

毎日違います。

成長したり、

つまずいたりしている様子が目に見えて分かり、

保育士も一緒に一喜一憂しながら毎日を過ごします。

一緒に悩んで一緒に解決してを繰り返しながら、子どもだけでなく保育士自身も成長することが出来ます。

そして、純粋な子ども達からの言葉や行動から、信頼関係を築けている事を実感しながら過ごせる毎日に幸せを感じています。

子どもの言葉はとても真っ直ぐなので、「先生大好き!」「今日もかわいいね!」などと言われます。ずっとモテ期を過ごしているかのような気持ちで、嬉しいです。

保育士にしかない「楽しみながら働く」

「保育要領」という、保育士のマニュアルのようなものが最近変わりました。

私も難しくて理解しきれてはいませんが

簡単に言うと、「子どもがしたい遊びをして学びにつなげていきましょう」という方針になりました。

以前までは、子どもがやりたいかどうかに関係なく、決められたカリキュラムをするだけの時もありました。

でも、園児たちにとって、「やりたくないことをやらされている時間」は苦痛の時間だったと思います。

新しい方針になってから、園児のやりたいことを中心に遊ぶと、びっくりするぐらい目の輝きが違います。

その目の輝きを見たくて、一緒に遊びながら観察しています。

こんな遊びどう?と提案して

「それやりたい!」と言ってくれた時は、心の中でガッツポーズをしています。

嬉しそうな顔を見ると、やっぱり私も嬉しくなります。

一方的な教育ではないため、子どもが興味を持った数だけ、自分の知識も増えていきます。

子どもの興味の持ったことを調べたり、遊びを考えたりする時間はとても楽しく、充実しています。

遊びながら自分の知識が増える素晴らしい職業は、他にはないと思います。

新しい方針は「主体性」が大事なので、「その子の興味は何」かを発見するように心掛けています。

これが簡単なようで1番難しいです。
今思えば、今までの方針は保育士にとっては楽なやり方でした。

きつい仕事が楽になる残業対策

色々な園で働いてきましたが、仕事量はどこも多いです。

でも、残業をするかしないか、という差はありました。

その差は、園の規模と子どもの人数、先生達の協力度で違いました。

当然、子どもの数が多い方が準備するものなど、事務的な仕事も多いです。

その分先生の人数も多いはずですが、自分の担当以外は手伝わないという雰囲気の職場ももちろんあります。

その場合、自分の仕事が他の人に比べていくら大変でも手伝っては貰えないため、残業してもなかなか終わりません。

しかし、職員を取りまとめる先生が、
「これが大変だからみんなで手伝いましょうね」と声をかけてくれるようになりました。

その後、自分の担当以外の仕事も把握し、「これは大変だから違うやり方はないか」とみんなで話し合いもできるようになりました。

その結果、自分の仕事量も減り、残業はどんどん少なくなりました。

このように、対人関係によって仕事の量が変わったりもするので、この職業は「人対人」で成り立っていると痛感しています。

子どもと保育士でも、先生同士でも、コミュニケーションをしっかりと取ることが成功の鍵だと思います。

残業は園によって違いますが、どちらかというと子どもの少ない小規模保育園の方が残業は少ないと思います。

親にお子さんの状況を共有するとお互い気持ちが楽になる

私達保育士は、子ども達を預かっているので何かあったら大変な問題になります。

そういった面で責任は重く、毎日子供達の言動に気を付けていなければいけません。

責任重大だと感じることの一つに、保護者の方とのコミュニケーションがあります。

正直、保護者の方で怖いと思う方はいます。

以前は、「子どもがこう言っているのですが」と言われると、自分が責められているように感じていました。

でも、私も子どもを産み親になってみて分かりました。

とにかく、子どもがすごく心配なんです。

だから、どうにかしてあげたいと思うのが親の気持ちなのだと気付きました。

「様子が分からないことが1番心配」だと分かった今は、どんなに小さなこともお話しするようにしています。

そうすることで、保護者の方から責められることも減りました。

嬉しいことも心配なことも、一緒に共有することを意識して、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。

やっぱり自分の子どもが1番かわいいのはみんな一緒だと思います。

子どもの話をすると和むので、気を張りすぎないことも、上手くコミュニケーションを取るコツかもしれません。

確かに仕事は大変だが給料が少ない

体力、気力ともに消費している割に、給料は確かに低いです。

「こんなに頑張っているのに」と、怒りすら覚えます。

地域によって違いますが、保育士の平均年収は約300万と言われています。

年齢によって差が出るので、若いうちはもっと少ない給料しかもらえません。

給料は職場によって大きく変わることはありませんが、人間関係は気持ちにかなり影響すると思います。

給料が少なくても、楽しいと感じる職場であれば長続きします。

保育士を始めるなら、職場の環境も考慮して決めるといいかもしれません。

お金だけでやりがいを感じるわけではないですが、給料が増えれば保育士になりたい人は増えるはずです。

今後、幼児期の教育が評価され、給料が上がることを祈るばかりです。

最近は幼児期の教育が注目され始めているので、「今後は全体的に給料が上がるのでは」とも言われています。

ですが、今はまだ給料が上がった実感はありません。

【やりがいと楽しさ】を見つけられたら保育士もあり

保育士をしてみても、

「どうしても自分には合わない」
「やっぱり仕事が辛くて辞めたい」

という方もいると思います。

誰にでも合う、合わないはあります。

職場で残業を減らせるように工夫してみたり、
コミュニケーションの取り方を変えたら解決することもたくさんあります。

うまくいけば、家事や育児と両立しながら保育士を続けることもできます。

なによりも、「子どもと過ごす時間が好き、楽しい」という方には保育士はおすすめです。

保育士は

  • 給料以上の充実感がある
  • 家事育児とも両立できる
  • 残業は多いが減らすこともできる

責任も重く大変な職業には変わりありませんが、興味がある方は一度経験してみると良さそうです。

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