パン屋さんのバイトは美味しすぎて太る【自己管理が大切】【体験談】

こんにちは、たくろー(@Takurooc)です。
パン屋のバイトってパン好きな人には興味ありますよね。
パン好きな女子が、パン屋さんのバイトした体験談お寄せいただきました。
この記事読んだとき、
パン屋のバイトってバイト初心者でもハードル低めだし、めっちゃいい仕事だなと思いました。
パン嫌いな人には向いてないけど、好きすぎるとそれはそれで食べ過ぎたり。
つかず離れずでやっていくと、質の高いバイトだと思いました。
パン好きな女子がパン屋バイトして分かった事実は
「持ち帰りできるパンが美味しすぎて食べ過ぎて太った」
ってことです。
欲張らずに少な目にしとけば良かったかな。
そんなパン屋のバイト体験談をお伝えします。
パン屋でバイト始めたきっかけ
非常勤講師として学校で働いていましたが、授業がない夏休みなどは実質無給でした。
その穴埋めにバイトを探すことに。
「せっかくなら好きなものに囲まれて働きたい。」と思っていた所、
駅に近いパン屋さんが、求人の貼り紙を出していました。
”早朝入れる人歓迎”の文字を見て、これなら講師と両立できる思い応募しました。
バイト採用までの様子
履歴書を書く時、「パンが好き・朝働きたい・家からの交通の便が良い」という内容で志望動機を書くしかなくて苦戦しました。
好きなお店、行きつけのお店の方が志望動機は書きやすいけど、正直に書けることだけ書きました。
面接では簡単な自己紹介をした後、志望動機や学校での勤務などを聞かれました。
早朝も入れるかどうかの確認もあり、その場で採用が決まりました。
販売の仕事なので、受け答えがしっかりできていれば基本的には未経験でも採用していると聞きました。
ただ、食品を扱う仕事なので検便があります。
1~2週間かかるので、すぐに働き始めることはできません。
働いたパン屋さんはこだわり無添加で少し高め
①県内に数店舗展開している、少し高めのパン屋さん
「無添加」にこだわっており、パンの値段は少し高めです。
その影響なのか、2年間働いてみてクレーマーと呼ばれるようなお客さんには、全く出会いませんでした。
②時給は県の最低賃金+50円ぐらい(早朝、年末年始やGWは100円UP)
私は朝シフトに入ることが多かったので、朝7時~8時までの1時間は時給が100円アップされていました。
③混む時期、時間帯
春、秋、冬は忙しいですが、夏は暇です。
多分、真夏に焼き立てパンを食べたいとはあまり思わないからだろうなと思います。
その分ゆっくり仕事を教えてもらえるので、パン屋バイトを始めるなら初夏がおすすめです。
また、駅の近くにあったので、通勤・通学の時間帯は特に忙しかったです。
日中は、12時~13時、15時~16時が、お客さんが多かった印象です。
④商品の種類は60~70種類
菓子パン、総菜パン、食パン、サンドイッチ、焼き菓子などを販売していました。
パン屋バイトの仕事内容
①トング・トレーの消毒
バイト初日、最初に習ったのはトング・トレーの消毒でした。
簡単だけど忙しい時間帯は、最優先すべき仕事とのこと。
②品出し
次は、焼き立てパンの品出しです。
最初は先輩が横についてくれて、パンの名前やどこに並べるを丁寧に教えてくれました。
元々パン好きなので、商品名はすぐに覚えられて、3日目には一人で品出しできるようになりました。
私は覚えるのが早かったようで、普通はもう少しかかるそうです。
覚えるスピードは人それぞれなので、商品名がわからなくて先輩に何回か聞いても、それで怒られたりはしません。温厚な人が多い職場で助かりました。
③レジ
レジを教わる準備として、店頭に並んでいるパンの写真を撮って帰りました。
スキマ時間を見つけて、ひたすらパンの写真を見ながら値段を暗記します。
バイトを始めて1週間たった位で、レジ業務を教わることになりました。
先輩が横についてくれるので、最初は「あんぱん○○円、メロンパン○○円」など口に出しながら、レジを打ちます。
いざレジをやってみると、いくつか値段が覚えきれていないものもありましたが、先輩にフォローしてもらえるので何とかなりました。
何回かレジを担当しているうちに慣れてきて、値段も間違わないようになります。
パンの値段を覚えるのがどうしても不安な人は、品数が少なめのお店を選んだり、AIスキャンが導入されているお店を選んだりすると良いかもしれません。
④食パンのスライス
バイトを始めてから約半年後、食パンのスライスを教わりました。
これも、慣れるまでは先輩が付きっきりで教えてくれました。
「何枚切りは何ミリ」というのが表にまとめてあり、専用のスライサーを使うので、難しい作業ではありません。
お客さんからその場でオーダーが入ると少し焦りますが、慣れてきたら落ち着いて対応できるようになりました。
メリットは持ち帰り・仕事難しくない等
①パンを持って帰れる
このお店は、売れ残ったパン・形が悪いパンは自由に持ち帰りOKでした。
少し焦げたパンが好きなので、店頭に出すには焦げすぎたパンを嬉々として持って帰っていました。
時給はそれ程高いわけではありません。
でも、普段からパンを食べていたこともあり割の良いバイトでした。
普段は沢山買えないような少し高級なパンを沢山食べれるのは、本当に嬉しかったです。食費も浮くしで割のいい仕事でした。
②難しい仕事が少ない
ホール側の仕事は、しっかり接客できれば難しい仕事が少なかったです。
少し高級なパン屋だからかもしれませんが、客層も良くトラブルも少な目でした。
ついていけなくて辞める人とか少なかったので、初バイトにはおすすめだなと後で気付きました。
③英語の語彙が増えた
近くに観光名所があったので、外国人観光客が来店されることもしばしばです。
食べられない食材がある方もいて、パンの中に何が入っているのか、英語で聞かれます。
最初は緊張してました。
でも、私のカタコト英語でも頑張って聞いてくれます。
どうせなら、もう少し親切に説明したい。
少しだけ英語の勉強をしました。
結果、ボディランゲージと単語で、「商品に使われている食材」は説明できるようになりました。
案外単語だけでも通じるんだな~と、英語でのコミュニケーションに対する苦手意識が軽減したのは、嬉しい誤算でした。
デメリットはパン食べ過ぎ注意
①パンを食べすぎて太ってしまう
バイトを始めてすぐの頃は、「パンの味を覚えてお客様に説明するのも販売の仕事」です。
すべてのパンを食べさせていただいたこともあり、1か月で3㎏太ってしまいました。
ショックではありましたが、他のパート・アルバイトさんたちも通った道だったそうで、おすすめのダイエット方法の話などで盛り上がることができ、打ち解けるきっかけにもなりました。
②焼き立てのパンが目の前にあるのに食べられない
お腹がすいてきた時間帯には、空腹を我慢するのが苦行でした。
とは言え、パンが焼きあがった良い匂いに包まれて働けるので、空腹さえ我慢できれば幸せな時間です。
とってもいい仕事だけど自己管理が大事
持ち帰りのパンを食べ過ぎだけは注意ですが、パン好きにとっては幸せの方が大きい仕事だと言えると思います。
また、慣れてしまえば誰でもできる仕事ばかりで、パンが好きという気持ちがあれば未経験でもなんとかなります。
働くこと自体が初めての大学生さんたちも、生き生きと働いていました。
早朝に働いて生活リズムが整い、時給も昼間働くよりは良く、午後の時間を有効活用できて、大好きなパンも持って帰り放題だったので、一石四鳥のバイトでした。