青パトの給料はバイトは短期で挑戦しやすい【シニアでもラクラク】

たくろー

働いた体験談、蓄積してます。

青パトでバイトをしたシニア世代の方の体験談を伺いました。

通称「青パト」とは、青いランプをルーフに付けて、防犯アナウンスをしながら走っているパトカーのことです。

町中で見かける青パト。

「警察や役所が職務としてやってるんだな」と思う方が多いと思います。

しかし、実は自治会やアルバイトが担当しています。

「警察と同じような仕事だから、堅苦しそうだな」というイメージがありますが、実際に働いてみたら、

  • シニア世代が多く、職場での付き合いもなく働きやすい
  • 地元をドライブできて気楽
  • 交通安全や防犯を促す仕事だから覚えることも少なくて楽
  • 一回の契約が短期だから気軽にできる

多少体力が必要な場面はありますが、勤務時間中はほぼストレスなく働くことができた体験談です。

青パトはどんな仕事をしているのか、知ることのできる機会はなかなかありません。

あまり体力も必要なく、短期で働ける仕事を探している方には参考になると思います。

青パトのバイトに即日採用される【シニア世代が多い】

当時、個人事業主として生計を立てていましたが、ほぼ開店休業の状態。

「何とかしなくては」と、家の近くで仕事を探すことに。

いくつか応募しようとした中で、最初に目をつけたのが「青パト」の募集でした。

勤務先が近くの警察署だったこともあり興味が湧き、とりあえず説明会に行ってみることにしました。

市民会館のホールで、150人以上はいたと思います。

50代~60代とおぼしき人がほとんど。
中には若い人、女性もちらほらいました。

まずは履歴書を提出、希望勤務先の警察署を伝えた後、説明会という流れでした。

説明会が終わると、その場で合否と仮の配属先が発表されました。

その後、配属された警察署ごとのチームで集合させられ、いきなり顔合わせが行われました。

そして数日後、同じ市民ホールにて、警備員として勤務するための講習会に数日間参加。

講習後、正式に各警察署に配属決定され、無事青パトの仕事を始めることになりました。

まさか説明会当日、その場で合否が決まるとは思っておらず、「流れの中で決まってしまった」という感じでした。今思えば、説明会という名の「面接」でした。

青パトの仕事内容

出勤後、まずは警察署の生活安全課から指示を受けます。
その後、制服、制帽、安全反射ベストを身に着け職務を開始します。

勤務時間は8時間。

  • 9時~17時
  • 13時~21時
  • 15時~23時

3パターンのシフト制です。
どの時間帯になるかは、パトロール内容によって変わります。

車での巡回

8人の隊員が4人1組になり、2台の青パトでパトロールします。

組み合わせはローテーションで入れ替わり、必ず隊長と隊員3人の組み合わせです。

巡回ルートは、車1台しか通れないような狭い道が多く、対向車が来た時は一苦労。

もちろん、対向車が優先なので、私達は近い路地に入るか、バックして道を譲ります。

隊長は、住宅街の狭い路地裏まで熟知していて、「この先は行き止まりだ」などの注意もしていました。

ドライバーは1時間ずつ交代で、隊長がドライバー交代の指示をします。
助手席の人は、前後左右の確認をしてドライバーの補助をします。

そのため、運転中の後部座席2人は特にやることはなく、暇になります。
ただ外を眺めるだけです。

私が後ろに座った時は、パソコンを持ち込んで他の仕事をしていたこともありました。

狭い車内に4人いるので多少気を遣うことはありますが、後部座席で座っているだけの時間は本当に気楽でした。

住宅街のパトロール

住宅街を巡回パトロールする時は、録音したアナウンスをスピーカーで流しながら、速度20キロメートル前後でゆっくりと走ります。

アナウンスの内容は3種類あり、日によって違うものを流します。

今は「電話de詐欺」ですが、当時は「振り込め詐欺」の注意喚起のアナウンス。

空き巣や車上荒らしのアナウンスもあります。

これだけは少しキツイ【立ちんぼう】

青パト業務は、車での巡回パトロールだけではありません。

1日の勤務の半分、つまり4時間程は、交差点での「立ちんぼう」です。

こちらも4人1組になり、「交通安全」のノボリと誘導灯を持って交差点に立ちます。

1人1時間の休憩があるので、実際に交差点に立っている時間は3時間です。

1人が休憩、3人が歩道に立ち、1時間ごとに立ち位置を交代します。

昼間は子どもたちが通る横断歩道に立ち、夕方は車が混雑する交差点を選ぶことが多かったように思います。

雨の日でも立ちんぼうはありますが、これが少し大変でした。

ノボリと誘導灯で両手が塞がれるため、傘はささずビニール製のカッパを着用しますが、夏はサウナのような地獄。

冬は携帯カイロやスキー用の手袋をはめて寒さをしのぎますが、これがとにかく寒い。

青パトの仕事の中では、この「立ちんぼう」が体力的には一番きついと思います。とはいえ、1時間の休憩もあるので苦ではありませんでした。

振り込め詐欺防止の活動

振り込め詐欺の被害額は、私が住んでいる市だけでも年間1億円を超えていました。

大変な被害額です。

特に、年金が支給される偶数月の15日を狙った詐欺がとても多いです。

そのため、その日は各コンビニを回り注意喚起のビラを配ります。

制服姿で立ち寄るので、注意を促すだけでなく抑止効果も期待できます。

お昼休憩

お昼は基本的に外食です。

主に通り道にある定食屋に入ったり、コンビニに寄って車内で食べたりしました。

4人1組なので、隊長が定食屋に入れば皆同じように定食屋、コンビニならコンビニでで食事をとります。

私は、毎回外食はお金もかかり気が引けたので、おにぎりを持参して車内で食べていました。

シルバー世代が多いため「付き合いを気にする」ということは全くなく、一人だけおにぎりを持参していても気になりませんでした。

こういった場面で「付き合い」を気にしなくても良いことも、働きやすいと感じた点でした。

青パトのバイト契約期間【短期6ヶ月】

一回の契約期間は6ヶ月です。

一年間のうち6ヶ月勤務し、もし継続したい場合は次の年にまた再契約するという形になります。

期間が決められているので、自己都合で辞める人は少なく、基本的にはみんな6ヶ月間やり遂げます。

隊長に選ばれる人は、3年間、つまり6ヶ月×3回以上同じ警備会社で契約したことのある人です。

副隊長は、隊長が指名することができます。

私は、2回契約した経験がありますが、それぞれ別の警備会社でした。

長期間継続できる人は、立ちんぼうも苦ではない人が多いように思います。立ちんぼうさえ耐えれば、他の仕事に体力は必要なく継続しやすいかもしれません。

青パトのバイトのメリット

1.肉体的にはとても楽

数時間、車内という狭い空間に4人もいるので、お互いにある程度の気遣いが必要になります。

しかし、ある程度人間関係にも慣れれば、体力を使うことが少なく、とても楽だと思います。

2.裏道を見つける面白さ

各隊員は地元の住民なので、地域のことを良く知っている人が多いです。

4人の隊員それぞれ、その人だけが知っている裏道があり、新しい裏道を発見した時はワクワクします。

また、自分の住んでいる地域でも知らない場所がまだたくさんあると思うと、それが楽しさに繋がっていました。

働いてみたデメリット

1.トイレに行けない

食事時間以外には、2時間に15分ほど公衆トイレのある公園でトイレ休憩をとります。

この休憩時間以外にトイレに行きたくなっても、他の隊員や隊長へ気を遣ってなかなか言い出せないことがほとんどでした。

もし言い出せたとしても、トイレが近くになかったり、トイレのみは使用不可のコンビニが多かったりで一苦労。

高齢者が多いので、トイレは重要な問題でした。

今にして思えば、70歳を超えた人もいたので「よく我慢ができたな」と感じています。

青パトのバイトはシニアにもおすすめ【気楽で続けやすい】

青パトの仕事は、作業自体は単純で楽だと思います。

一方で、

  • 夏と冬の勤務は立ちんぼうがキツイ
  • なかなかトイレに行けない時もある
  • 狭い車内で気を遣う

この3点が気にならない、耐えられるという方にはかなりおすすめの仕事です。

どうしても狭い空間に長時間いるので、組む相手によって良くも悪くもなるかもしれません。

しかしそれ以上に、

  • 気持ちのいいドライブができる
  • 覚えることも少なく簡単
  • 付き合いを気にしなくてもいい
  • 短期契約なので気軽に始められる

特にシニア世代にとっては、地元でのドライブなので気が楽です。

シニア世代の多い職場ですが、若い方にとってはより一層、体力的にも精神的にも楽でやりやすい仕事だと思います。

少しでも興味がある方は是非、説明会に行くことをおすすめします。

地域によって警備会社なのか自治会なのか変わってくると思うので、地元の青パトについて調べるといいかもしれません。

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